WordPressをどうやって公開するか?
無料で公開したいところです、そうなるとWordPress.comか無料のレンタルサーバーになります。どちらも今ひとつ使う気になれませんでした。一応AWSの使い手でもあるのでLightsailを選択、Localで作成→エクスポート→Lightsailにインポートの手順で実行します。WordPressの作成、Lightsailの起動については色々な方が書かれているので省略して、ポイントのみ記述します。
1 開発ツールはLocal、テーマはX-T9を使い、いったんLocalでX-T9のデモサイトを基に改造
2 LightsailをLinux 3.5$で東京 Aゾーンに作成
- ネットワーキングタブで静的IPのアタッチ(*静的IPのアタッチはコストに含まれています)
- 接続タブでSSH接続し、下記を実行
cat bitnami_application_passwordでパスワードを表示
cat bitnami_credentialsでユーザーとパスワードを表示 - サイトの表示(http://静的IP/)、管理者サイトの表示(http://静的IP/wp-login.php) * wp-adminでも良い
3 Localに作成したサイトをAll-in-One WP Migrationでエクスポートし、Lightsailにインポート
- Lightsailのアップロードはデフォルトで80Mなのでpost_max_sizeとupload_max_filesizeを256Mに変更
sudo vi /opt/bitnami/php/etc/php.ini - 変更後再起動
sudo /opt/bitnami/ctlscript.sh restart
4 ナビゲーションの説明の英語を表示
sudo vi /opt/bitnami/wordpress/wp-includes/blocks/navigation-link/style.min.css
以下のdisplay:noneを変更
.wp-block-navigation-item__description{display:block}
5 ドメインの設定
- LightsailなのでRoute53にしたいところだが、すでに保有しているGoogle Domainsで設定https://domains.google.com/
- DNSのカスタムレコードにLightsailのアドレスを設定
6 Lightsailをhttpsに変更(デフォルトはhttp)
- bncert-toolを使う
sudo /opt/bitnami/bncert-tool
ドメイン(f3i.biz)を指定 - www.f3i.bizを追加して下記を設定したらうまくいかなかったので、とりあえずf3i.bizのみ
Enable HTTP to HTTPS redirection [Y/n]: y
Enable non-www to www redirection [Y/n]: n
Enable www to non-www redirection [y/N]: n - 同意してメルアド入力
- 構成が開始されてSuccessでOK
7 Lightsailにインポートした際にリンクが書き換えられるので対象のURLを変更
- ナビゲーション
- 問い合わせボタン
- ロゴの画像リンク
- ドメインを含む絶対パス(https://f3i.biz/〜)で指定する
8 問い合わせ(Contact from7)
- AWSなのでSESを使いたいところだが、Gmailを使う
- Contact form 7に加えてWP Mail SMTPプラグインの設定を行う必要がある
WP Mail SMTPの設定
メーラー : Google/gmail 送信元アドレス : f3infini@tafu1964
承認済みリダイレクト URI https://connect.wpmailsmtp.com/google/
保存 - エラー対応
スパム対応としてAkismet Anti-Spamを最新に更新して有効化する。
Get Personal Planを選択しAPIキーを発行、Wordpressのプラグインに戻り手動でAPIキーを設定
9 Googleの設定(https://sossy-blog.com/useful/559/#rtoc-5)
- Google Cloud Platformでf3infini@gmail.comでログイン
- プロジェクトを作成、組織なし
- プロジェクトを選択し、Gmail APIを有効化する
- 認証情報を作成
- 使用するAPI : GmailAPI
- ユーザーデータ
- アプリ情報のアプリ名 : xxx
- ユーザーサポートメール : xxx@gmail.comを選択
- アプリのロゴなし
- デベロッパーの連絡先情報はxxx@gmail.com
- スコープは何もせず次へ
- oAuthはウェブアプリケーション, xxxxx
- 承認すみのJavaScript https://f3i.biz
- 承認済みリダイレクト URI https://connect.wpmailsmtp.com/google/
- 作成を実行
- 作成されたクライアントID xxxxxxxxxxxxxxxxxx.apps.googleusercontent.com
- クライアントシークレット : xxxxxxxxxxxxxxxxxxx
- OAuth同意画面を公開、OAuth同意画面メニューからアプリを公開すると本番環境になる
10 WP Mail SMTPで必要な項目の設定
- クライアントIDとクライアントシークレットを設定
- 保存すると許可するメッセージが表示されるのでxxx@gmail.comでログイン
- 詳細を押すとwpmailsmtp.com(安全ではないページ)に移動が出るので選択
- 許可を求めるので続行
- WP Mail SMTPに戻るので保存
- WP Mail SMTPのツールでテスト(xxx@gmail.com)
11 reCAPTCHAのインストール
- https://www.google.com/recaptcha/about/
- v3 Admin Consoleを選択
- Googleコンソールにログイン
- ラベルにxxx、ドメインにf3i.biz、規約に同意して送信
- サイトキー : xxxxxxxxxxxxxxx、シークレットキー / xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
- WordPressのお問い合わせ「インテグレーション」からreCAPTCHA(v3)のインテグレーションのセットアップを実行
- サイトキーとシークレットキーを入力し変更を保存
- 「reCAPTCHAはこのサイト上で有効化されています」が表示
12 以下のプラグインは削除
- Hello Dolly
- Jetpack
- Simple Lightbox
- TaxoPress
- VK Dynamic If Block
- VK Link Target Controller
- All in One SEOをインストールすると自動でインストールされた以下は削除
OptinMonster、Google Analytics for WordPress by MonsterInsights